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木造建築は考えている以上に燃えにくい
- 2016/04/18
- 木造建築でありがちな誤解として「燃えやすい」というものがあります。
確かに木ですから火を付ければ燃えてしまうのは確かです。しかし、薪のようにあっという間に燃えてしまうものではなく、むしろ耐火材の状況によっては鉄筋にも負けない耐火性を誇ります。
木造も鉄筋も同じことが言えますが、燃えやすいかどうかは「壁」にあります。鉄筋の場合難燃性の石膏ボードを使って防火対策を行うケースもありますが、木造の場合でもボードを用いたり、燃えにくい木材を使えば火に強くなります。燃えにくい木材というと火を付けても焦げないように思えますが、実際は火が付き、表面が真っ黒な炭になります。しかし、外周の炭化した層が燃焼を防ぎ、倒壊を防ぐという効果も秘めています。
内部構造まで火が回ればいずれにしても立て直し、良くても大改修を迫られるのには変わりません。この点は木造も鉄筋も変わりません。なので大きく延焼するであろう壁だけは難燃性のものをオススメします。
もちろん壁や床は内装のデザインにも関係してきます。お客様と話し合い、デザインと性能を両立できる素材を選べるよう、さまざまな候補を提示いたします。ぜひお問い合わせください。
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