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木造建築は災害に強い
- 2015/06/19
- 木造建築と言えば、耐震性や耐火性に弱いというイメージを持たれることがあります。
確かに昔より火の手が上がったり、地震による倒壊の憂き目に遭ってきたのは木造建築であることは確かです。なので木造建築に難色を示される方も多くいられます。
しかし、昔と今の木造建築を比較すると、格段に倒壊しにくく、そして火災にも強い作りになっています。
まず耐震性ですが、木造建築には軽微な地震に強いという特性があります。これは木のねじれ強度が優れているからであり、大規模な地震でも建て方さえしっかりしていれば、震動を吸収することができます。
もちろん地盤の状態や木材の劣化によっては倒壊もあり得ます。そうならないように定期的な検査を行っておきましょう。
そして耐火性ですが、木の柱がすぐに燃えることはありません。
表面こそ焦げますが、燃え尽きるまで多くの時間を有します。
財団法人日本住宅木材技術センターの調べによれば、鉄筋が20分でほぼ0%に近い強度になることに対し、木材は50%。倒壊しないで残る可能性が十分に残っています。
さらに木材の着火温度は260度と高く、外壁と相まって意外と燃えません。
何より燃えても鉄筋よりも立て直しが容易という点も木造建築の利点と言えます。
このように、木造建築は状態によっては崩れにくく、燃えにくい建物となっています。
古い建物で老朽化が進んでいるのは鉄筋住宅も同じです。定期的にメンテナンスを行い、強度を保ち続けてこそ安心できる住居になるものと、立川建設は考えています。
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